気まぐれカエル~バレンタイン特別編~
「ん?そんなにオレがスキなのか?」
「うん!大大大スキ!」
「へ~。まぁ、オレも負けねぇくらいスキだけどね」
たぁくんはチュっと軽くキスをすると、あたしの手をそっと握った
「ほら…お母さん心配するから帰ろ?送るから」
部活で疲れてるハズなのに、逆方向のあたしを送ってくれる
こんな優しい人に出会えてあたしは本当に幸せ
「たぁくん…明日期待しててね?」
「ん?ああ…あんまチョコ甘くするなよ?」
「へ?なんで?たぁくん甘いのスキでしょ?」
「…だってあゆみが甘いから」
【あゆみ目線 END】