罪恋
幸せを感じる
出逢い
少し肌寒い春…。
セットしていた携帯のアラームで目を覚まし今日から新しい制服を着て、期待に満ち溢れた高校生活のスタートだ。
髪をセットし、制服を着て鏡の前に立つと何故か、わくわくしてきた。
「行ってきま〜す」
中学から親友の竹中尚樹と駅で待ち合わせをしていて駅につくと、とっくに尚樹はついていた。
「おせぇよー!」
「わりぃわりぃ」
電車を乗り込むと尚樹が話しだした。
「かわいい子いねぇかな〜!」
「はいはい」
「なんだよ、俊だって彼女つくんだろ?」
「さぁ〜な」
「いいよな〜俊は、顔がいいだけでじゃなくて成績もトップだもんなー!」
「うるせぇよ」
「てかさ、俊はどんな女がタイプなの?やっぱ美人で可愛い子とか!?」
「嘘つかねぇーヤツ」
「へぇ〜、何か意外」
電車を降りて10分ほど歩いくと学校についた。
教室の前にはクラス表がはってあり、
俺と尚樹は、1年3組。
また同じクラスだ。
中学から同じクラスでいつもつるんでたが、さすがに高校まで同じクラスだとビックリした。