罪恋


夢中になって撮り続けていると、とっきに時間が17時をまわっていた。



今日はそのまま家に帰り、少し疲れてたためお風呂に入って眠りについた。




次の日いつも通り学校行き教室に入ると、後ろから尚樹が抱きついてきた。



「俊!おはようっ、今日帰りにカラオケ行こうぜ」



「別にいいけど」



「じゃあ、放課後!」



「おう」



席に戻ると授業が始まり、さりげなく隣の子をみるとずっと外をみている。



視線に気づいたのか目が合った。



この時、俺はどうゆう行動をとったらいいのか分からず思わず名前を聞いてしまったんだ。



「名前何?」



「長谷川真央です」



「昨日、公園にいた?」



「…はい」



「やっぱり!真央だったのかぁ」



思わず呼び捨てにしてしまった。



そのまま全ての授業が終わると、尚樹とカラオケボックスに行った。


カラオケボックスにつき部屋に入ると同じクラスの男子二人と女子二人が座って先に歌っていた。



「尚樹、これってさ」



「合コンです!」



「俺、帰るわ〜」



「ちょっと待って!今日だけだから!なっ!?」
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