月影揺らぐ水面にて 草原の夢をみる
石は、六果の元には届かず手前の小さな池に落ちて

水しぶきを上げた。


三枝は悔しがるように声を上げるが
周りにいる奴らは、面白がる笑みをやめなかった。


六果はその隙に、自分の部屋へと走った。
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