I and You
「栄作、パパからプレゼントがあるんだ」
クローンは、持ち帰ってきた紙の手提げ袋から包装された箱を取り出した。

「はい」
と、クローンは笑顔で栄作に渡した。

栄作は包装紙を破った。
「あっ! 」
ゲームソフトを見るなり驚いた。

「パパ・・・・・・ゲームしてもいいの? 」
栄作は不安そうに聞いた。

「あとで、一緒にパパとサッカーゲームをやらないか?」
「本当にいいの? 」
栄作は念を押すように聞いた。

「あぁ」
「やった! ありがとう」
栄作は嬉しいそうに言って、ゲームソフトを手にしてリビングに置いてあるテレビの前に座った。





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