君のクローバー
「そうだったんか~ならもう教室もどっていいぞ。」


生徒会長の一言で私は解放された。


「失礼しましたぁー」


ガラガラガラ―――――


ふーっやっと帰れるし。つーかこのままサボりたい・・・


そんなこと言いながら教室に向かっていると後ろから走ってくる音が聞こえた。

振り向くと息を切らせながら走ってくる生徒会長がいた。


「神山さんっ!」


「先輩、どうしたんですか?また・・・呼び出しですか?」


「ちがう、ちがう^^;神山さん、まだ新入生でしょ?この学校広いから道分かるかなって思って・・・」


「あー・・・そういえば分からないです;」


先輩に言われて気づいたけど教室までのどうやっていけばいいか分からなかった。


行きは適当に行ったらついたけど・・・


「じゃぁ教室まで案内するよ。」


「ほんとですか!?ありがとうございます☆そういや、先輩の名前ってなんですか?」


「言ってなかったっけ?俺は
川原紘哉。よろしくね」


「私は神山沙南です。こちらこそよろしくです^^」


川原先輩…私は不思議な気持ちに襲われた。
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