妖怪愛物語





・・・こっちの世界の空雅さん。




それしか考えられない。



「蓮華・・・なんでお前がここにいる」


「その言葉、そっくりそのまま返させてもらう」



えー・・・・っと、なに?今にも乱闘が始まりそうな雰囲気なんですけど。



「桜、こっちに来い。こんな奴の近くにいたら・・・」



空雅さんは、何を言っているんだろう。


2人は兄弟のような存在じゃなかったんだろうか。どうしたらいいんだろう・・・。



「ちょーっと待った!!!タイム!そこで動かず待っててね!二人とも!」



私は、唖然としている2人をおいて、空雅さんの元へ向かった。あ、私と一緒に来た方のね。









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