妖怪愛物語
「どこ行ってるんですか・・・?」
「ん~?葉月の祠んとこ」
「でも、あれから二日経ってるんですよ?」
「大丈夫大丈夫」
何が大丈夫なんだろうと思いながら、周りの景色をよくよく見てみると、空雅さんの言ったとおり、葉月さんの祠が見えてきた。
そこには人影があった。狐さんと葉月さんと炎月君のようだ。
えっ・・・・3人ともまさかだけど二日間そこに立ちっぱなし!?
いくら妖怪でもそこまでするの!?
「えっ、何で3人ともあそこにいるんですか!?」
「行ってみたら分かるから、大丈夫」
空雅さんはさっきから大丈夫しか言わないし、もう訳わかんない!!
私結局3日間ちんぷんかんぷんしてるだけだし!