妖怪愛物語
「はいはい!質問です!」
一応、止めたほうがいい気がしたから私が質問をした。
「なんだい?」
「くうがって誰ですか?」
私の言葉で2人の取っ組み合いは終わったようで。
「あぁ、言ってなかったねぇ」
「はい」
「この世界に神様が6人いるってことは、蓮華から聞いたでしょう?」
「はい」
「その神様の長のような存在が空雅なんだぜ!」
へぇ。
って、つまりすごい人なんじゃ・・・
「じゃあなんで、そんなに葉月さんは怒っているんですか・・・?」
すると、再び、表情が変わった。
「あの変態の封印なんかといたら・・・」
へ、変態?
「桜が危ないんだよ!!!」
「へ?」