妖怪愛物語



「っく・・・」


俺は、苦しむ蓮華を助けることもできないのか!?


「れんかぁああああ!!!」


彼女が泣いている。今まで見たこともない表情で、



怖い、怖い、


俺の幸せな日常が、


「にげ・・・るん・・じゃ・・・」


蓮華が、


「いやぁああああ!!れんか!!!!」


彼女が、


「恐れろ、私を!神を!私は、神だ!そこで足を動かすこともできない臆病者とは違ってな!恨むのならば自分の小さな力そして血筋を恨むのだな!!」


高らかにわらう、かげつきがわらっている、




あれ・・・・?







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