きらきら
私はそんな彼を見て、なんとなく、よくわからないけど、守ってあげたいと思った。
彼は今にも泣き出しそうな顔をしているように見えた…
「ねぇ、あなたはどうしてそんなに寂しそうな顔をしているの?」
「寂しそう、か。…僕の、すごくすごく大切な人はね、あそこにいっちゃったんだ。」
彼は空を見つめながら言う。
「君に似ていたんだよ。顔も仕草も、あと、強いところも。だから思わず…ごめんね?」
「…死んだの?」
私は彼を見つめながら尋ねた。