十年桜~キミトフタリ~
自然とイライラが募る。
「美優ちゃんはきっと弘人くんのコト好きなんだよ」
静かに言う宮波。
何がしたいんだ、コイツは。
「ねぇ・・・聞いて?」
そういって深く息を吐いて話し出す。
「私ね、太一くんに告られたの」
「・・・は!?」
ブブブブブブブ
震える携帯は太一からのメールを知らせるものだった。
『俺桜に告っちゃいました☆ぁ、桜ちゃんは桜かは教えねーけど抜け駆けとかじゃないと思ってほしいなぁ』
「びっくりした?」
「美優ちゃんはきっと弘人くんのコト好きなんだよ」
静かに言う宮波。
何がしたいんだ、コイツは。
「ねぇ・・・聞いて?」
そういって深く息を吐いて話し出す。
「私ね、太一くんに告られたの」
「・・・は!?」
ブブブブブブブ
震える携帯は太一からのメールを知らせるものだった。
『俺桜に告っちゃいました☆ぁ、桜ちゃんは桜かは教えねーけど抜け駆けとかじゃないと思ってほしいなぁ』
「びっくりした?」