honey boy
こつこつと階段を上っていくと屋上に行くにつれて
人の声が聞こえてきた。
先客かぁ↓
私の場所とられてなきゃいいけど♪
がちゃ、と扉をひらくと差し込んでくる眩しいひかり。
今日はあったかいから、いい昼ね日和だな~
『…でよそいつがさ~なんかいきなり電話してきてマジびびった!』
『マジかよ気持ちワリ~』
ギャハハハハハハハハハ
扉を開けて、男たちの下品な笑い声そして視線。
目あわせないように……
でもその男たちの中でも一際目立つ金色。
目が…ひきつけられる……
栗色のまんまるい目と目があった。