Strawberry & Bluesky
No.3 そんな理由
「ねぇ、下山っ!あんた生徒会長なんだし、彗蓮に校内案内してあげたら?」
放課後。
まだ眠そうにしてる生徒会長…もとい下山 椛に百合がそんなことを言っていた。
「なんでこんなやる気ない会長様に頼むねん。百合案内してくれへんの?」
「ごっめんねー!!ホントはそうしたいんだけどー。実はこれからデ・ェ・ト・な・の(ハァト)」
こいつ…全然悪びれずにそないなことよう言えるな。
何が「デェトなのハァト」やねん。
都会っ子はやっぱ違うねんな。
あたしなんかつい最近まで男子と一緒にチャンバラごっこにいそしんでいたゆうのに。
まぁ…しゃーないわ。
「そんなら仕方ないわ。ほら会長!!ちゃんと案内しぃ!!」