Strawberry & Bluesky

文化祭で使用した木材やな何やらを集めながら、あたしは気になってたことを会長に聞いた。







「なぁ会長。一つ聞いてええか?」



「何?」



「会長、さっきあたしを好きって言うたやん。それなのになんであんなあたしに嫌われるようなことしたんや?」



「一種のけじめだよ。俺にとってはね。彗蓮に嫌われるかどうかよりそっちが大事だったんだ。何年も溜め込んできた想いだったからね」



「ふーん…」



「俺にとって、彗蓮を好きになることが想定外だったんだよ」





へー!!



そりゃ悪いことしたなぁあたし!!



つか本人目の前でんなこと言うかフツー!!

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