Star☆Lovers
「星羅。」

高瀬の声で我に返った時には、もう出口。

てゆーか、なんで…あたし…

もう、なにがなんだかわからなくなってきた…

「そろそろ帰る?」

…はっ!

そうよ、帰らなきゃ。
…………

あんなに帰りたいと思ってたのに。

遊園地の出口で、不覚にも帰りたくない、なんて…思っていた。



「星羅。家まで送るから。」

「…ん」

< 33 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop