【短】君と一緒
「おっじゃまっしまーす!!」
元気に家の中に入っていく彼女。
一応俺の家だというのに、彼女はどんどん中へ入っていってしまう。
俺はその後を追った。
「俺、ちょっとやることがあるから先に俺の部屋で待ってて。」
「はーーい!!」
俺の部屋まで来ると、俺は彼女を部屋に残し1人台所に向かった。
そして台所から1本の包丁を取り出す。
ねぇ、君が悪いんだよ。
君は俺のモノなのに他の奴らと一緒にいるから。
俺には君だけがいればいいのに、君は違うから。
俺だけを見てくれないなら、俺だけしか見れないようにしてあげる。
こんな俺は狂ってるのかもしれない。
でも、もう戻れない。