科学部恋愛





「いーっすね!外行って観察しましょーよ!」




「ん、いーんじゃね?実験よりマシ」




…意味不明っ!!

科学部なんだから生物して

どうなるのって突っ込みたくなる。




けど凛ちゃんが言ってくれて

それがもし亜樹や郁斗なら

即突っ込んでいたかも。




口に出したら凛ちゃんは

傷つくかも知れない…




「まぁ、そうすっかー」




先生もその気になって、

椅子から立ち上がると

教室を出て行った。




次に亜樹が出て行き

その次に凛ちゃんが出て行く。




郁斗も携帯を閉って

ゆっくり出て行き、

その後にあたしが出て行った。




きちんとカギも閉めて。




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