秘密のニオイは禁断の恋
「先生…試しに先生が声かけてみたら?」


男子生徒がそう言ってきた


「アホか!」


俺は生徒の頭をゴンッとゲンコツ


「イッテェ〜だって俺が誘ってついてきたらヤベェし…彼女に殴られちまう…」


「お前、彼女いんの?そりゃ、ムリだ(笑)でも、友達にも言っとけ!学校内で問題起こしたら自主退学だからな!」


「ふぁ〜い」


それからプリントを済ませ、生徒を帰し、俺は1人、職員室でうなだれていた





< 11 / 205 >

この作品をシェア

pagetop