秘密のニオイは禁断の恋
「先生、チョコレート凄い量〜相変わらずモテモテですね」


竹下は少し焦りながら身体を元に戻した


「そうか?俺は1個貰えたらいいんだけどな〜」


「あ〜彼女からの本命チョコ…ですか?」


「ま…そんなトコだ」


本命チョコレート…になるのか?


竹下からのチョコレートが欲しい


お前のくれるチョコレートなら食べれるから


なんて言えたらな…


「ちょっとタバコ…」


俺は車の外に出て、運転席のドアの前に立った


さっきまでの身体の熱が急激に冷めていく





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