秘密のニオイは禁断の恋
「セーフ!」


そう言って指先に付いたチョコレートを舐める


この後…


俺はとうとう我慢出来なくて…


「チョコレート…付いてんぞ」


さりげなく竹下の唇を触った


竹下は手を振り、必死で大丈夫だと合図をする


俺はわざとその必死の合図を見ていないフリをして、ブツブツと独り言


「パウダー指じゃ落ちねぇな〜」


顔をゆっくり竹下の顔に近付けた


竹下〜


キスされるとか思ってたりする?


コイツは生徒…ダメだ!


誰もいねぇしヤっちゃえ!


2つの気持ちとドキドキする俺の心臓





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