秘密のニオイは禁断の恋
俺は何も言わないで海を見ていた


今…竹下に好きだと言ったらどうなる?


卒業したら生徒じゃなくなっても、会えなくなる


そう思うと何故か寂しく感じた


「せ、先生…」


竹下が俺を呼んだその時、俺は竹下を見て、胸がキュンとなった


真っ赤な顔をして少し怒った表情


「おっ!チョコレート食ってしまったか?」


「食ってしまったかじゃないですよ!」


文句を言いかけた竹下の唇…俺はまた竹下の唇を塞いだ





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