秘密のニオイは禁断の恋
唇の隙間から舌を入れ、竹下の舌に絡める


さっきまで食べていたチョコレートの味がした


「…んっ…ふぅ…」


竹下の甘い吐息が聞こえ、ゆっくりと離した唇


ほんのりと、チョコレートの甘いニオイがした


「ごめん…俺…」


「いいです…別に…大したことないですから」


「あ…いや…その…」


ヤベッ…照れる…


「な、なかったことにしたら大丈夫です!私、誰にも言うつもりないですから」


キュッ…


俺は竹下を抱きしめた





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