秘密のニオイは禁断の恋
「せ、先生?」


「先生って呼ぶなよ」


「え…」


俺はすぐに竹下から離れた


そして、1人でキレたように、言葉を発する


「何で、お前生徒なんだよ!クッソ〜!生徒にマジになるとか思ってなかったのによ〜」


自分の気持ちを伝えたいのに、上手く伝えられない俺は、怒ってるような強い口調になった


「あ、あの…せん…」


「あ〜っと…そういうワケだから…ごめん。送るわ」


竹下は他に好きな奴がいるんだよな…


俺は車のエンジンをかけようとした


竹下が俺の左腕を掴む


「先生…そういうワケって…何?」





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