秘密のニオイは禁断の恋
「お前等…俺が呼んだのは竹下だけだぞ」


「わかってます」


クラス委員長の男子生徒が意気揚々と返事をした


「じゃあ、関係のないお前達は出て行きなさい!」


俺が強い口調でそう言ったにもかかわらず、自分達は竹下の親友、クラスメイトだと言う


出て行く気配のないコイツ等に、少し脅しをかけようと、低めの声で話してみた


「とにかくこれ以上、我が校の評判が落ちては、俺の責任になる」


それなのに、男子生徒は笑う


「ハハ…先生、もしかしたら勘違いしてません?(笑)」


「何がだ?」





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