秘密のニオイは禁断の恋
「俺、こうみえて一途だからな」


「知ってる…」


元カノのことで結構凹んでたの、竹下は知ってたんだっけ…


「あ〜昔の話はナシ!今はあの時以上に大事な奴…見付けたからな」


もう昔のことは忘れた


竹下のことしか考えられなくなっていた


「先生…私…あんなバカなこと…してたけど…それでもイイの?幸せに…なれる?」


携帯を通じて聞こえる竹下の声


フッ…




思わず吐いた息と一緒に甘い囁きを竹下に





「俺の側にいれば…ずっと幸せにしてやるよ」





< 160 / 205 >

この作品をシェア

pagetop