秘密のニオイは禁断の恋
卒業式
俺にとっての夢のようなバレンタインデーが終わり、竹下とは毎日、メールをするようになった


学校でも家でも、携帯だけはいつも身につけている


休み時間にメール作成


[さっきの授業中、また俺に見惚れてただろ(笑)]


[うん!だってカッコイイもん]


俺はこういう、恥ずかしいことも素直に表現出来る竹下が好きだ


[アハハ〜俺、カッコイイからな(笑)でも、お前も可愛いぞ]


送信して1人で赤くなる俺は、職員室で浮いていたかもしれないが、そんなの全然気にならなかった


[可愛い?ありがとう!大好き]


こんなメール貰ったら、俺、1日中、トロけながら授業だよ






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