秘密のニオイは禁断の恋
「あ〜俺は教師になって、初めて生徒を送り出す3年の担任になった。受験や就活に頑張るお前達を見守ることしか出来なかったが…


今、お前達は自分の選んだ道を歩もうとスタートラインに立ったところだ。この先、色んな壁や難題にぶつかるかもしれねぇが…


お前達なら乗り越えられる!お前達は俺の大事な生徒達だからな」


すると皆からの拍手と騒ぐ声が教室中に響いた


「何かあったら、いつでも相談に来いよ!ただ〜し…恋の相談のみは一切受けねぇから(笑)」


皆が笑う


俺もそれを見て笑う


すると男子生徒全員が立ち上がり、教室の真ん中の机と椅子を動かし始めた





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