秘密のニオイは禁断の恋
「あ〜スッキリした(笑)」


「先生、スゲー頭…(笑)」


「お前等もヒデェぞ(笑)」


俺と男子生徒は床に座り込み、肩で息をしていた


女子生徒達はクスクス笑っている


「まっ、こんなバカなことも今日で終わりだ!春からはまた新しい場所で色んな出会いがある。


いいか!人の道に外れることだけはすんなよ!


イヤなことも辛いこともあって当たり前だ!どうしても…これ以上は…って時はいつでも相談に来い!」


そう言い残して俺は教室を後にした


廊下を歩きながら、初めて生徒達を送り出すことにひたすら感動していた





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