秘密のニオイは禁断の恋
俺は急いで車に乗り、竹下の家に近い広場に向かう途中、竹下に電話をかけた


「あっ、俺!今お前んちの広場に向かってるから出てこい」


「え?」


「俺、ずっと待っててやるから。急がなくていいから…」


「うん!」


俺、こんなに会いたいって思ったことねぇし、竹下が望むことなら、何でもしてやる


そう思いながら運転をした


広場に着き、ほんの数分待っただろうか


私服の竹下が運転席に近付いてきた


「先生…ごめんなさい」





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