秘密のニオイは禁断の恋
頬を少し赤くしながら照れ笑いをする竹下に、笑いながら俺は答えた


「バ〜カ(笑)車、乗れよ」


竹下が助手席に座る


「あ、あの…先生、ありがとう。来てくれて」


「海でも行くか?」


「うん!」


俺は竹下にガムを渡し、バレンタインデーに行った海まで車を走らせた


「先生〜見て!凄く綺麗〜」


竹下が車内から指を差した先を見る


「あっ、本当だ」


夕陽に染まる空と海が物凄く綺麗で、車に乗ったまましばらく二人で見つめていた





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