秘密のニオイは禁断の恋
「だから!その噂、噂なんですよ!」


クラス委員長の男子が必死に何かを俺に伝えようとする


もう1人の男子生徒も話を合わせているかの様に、俺に話してきた


「竹下、ファッション関係に興味があるらしくて…色々な男子と話してデータ集めてたりしてたんですよ!なっ!竹下!」


竹下が小さな声で返事をして頷いた


俺は真相を暴くワケではないが、きちんとした事実が知りたかった


それに、噂が事実だったとして、なぜ、コイツ等がここまで竹下をかばうのか…


どうやって、この噂を覆すのか、試してみたくなった





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