秘密のニオイは禁断の恋
「先生…私…幸せだよ」


「俺も…」


俺は竹下の手を握った


「ソレ…大事にしろよ…」


「うん…」


竹下は俺の渡したモノを指でいじっている


「お前のことだからまた気になるんだろ…俺、そんなの渡したのお前が初めてだし、この先、昔のことは気にしなくていいから」


「う、うん!わかった!」


竹下が俺に笑顔を見せる


「これからはお互い昔のことは振り返らず、二人で未来を見ていこうな」


「うん」


竹下は嬉しそうに俺が渡した部屋の合鍵を、そっとバックに入れた





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