秘密のニオイは禁断の恋
俺は、この3人に免じて、噂を大袈裟にしない方法を考えてみた


「先生は噂が他の先生の耳に入らないように竹下に注意しようとしただけだぞ?」


「でも…自主退学って…」


「あれは脅しだ!」


「先生〜」


生徒3人は安心した様にホッと息を吐き、身体の力を抜いた


3人のかばう気持ちはわかるが、先生として、やっぱり注意は必要だ


そう考えた俺は次の一言で竹下の噂が本当かどうか、見極めることにした


「じゃ、竹下!もうするなよ!」


「はい…」


はいってことは…やっぱり噂は事実か


でも、竹下には良い友達がついているみたいだな


俺もこの3人の提案に乗ってみるか…





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