秘密のニオイは禁断の恋
月謝のことをなかなか言い出せないまま、何日か過ぎた放課後、日直が日誌を届けにやって来た


それはタイミング良く竹下


日誌を受け取った俺は帰ろうとする竹下を呼び止め、目の前にあったメモ帳にサッと書いて手渡した


【ちょっと教室に残ってろ】


悪い噂のあった生徒に残ってろというのを、他の先生に聞かれて、オカシイと怪しまれたくなかった


教室に行くと竹下1人


俺はお母さんから、電話があって、月謝の心配をしていたことを伝えた


心配そうな顔の竹下


月謝のお金、厳しいんだろうか





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