秘密のニオイは禁断の恋
生徒と密室で
月謝の納入期日が近付いたある日


HRを終えた俺は、珍しく中庭を通り職員室へと戻っていた


中庭といっても校舎のせいで、あまり日当たりは良くない


俺は歩きながら空を見上げた


天気…いいのに、ココからは太陽が見えねぇ


その時、俺の視界の隅で何かが動いた


見上げるとソコは使われていない北校舎


カーテンが一瞬だけヒラヒラと揺らぎ、ある人物が目に入る


竹下?


またかよ…


確か俺の授業、次はなかったハズ


俺は気になって北校舎に向かった


ガラ…





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