秘密のニオイは禁断の恋
ガチャ…


部屋のドアを開けて理恵もついてくる


リビングの電気を付けて、俺は理恵から貰ったモノをテーブルに置いた


「哲也〜何?これ…」


理恵がテーブルに置いたままの紙袋を指差した


「あ〜生徒達からのチョコレート」


「ふ〜ん」


「どうした?」


「別に?」


少しずつ不機嫌になる理恵


「どうせ全部義理だし、一緒に食うか(笑)」


俺はそう思っていた


「貸して!」


理恵は紙袋からチョコレートを全部出して、ラッピングを破り始めた


「お、おい!」





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