秘密のニオイは禁断の恋
「ホラ、次の授業が始まるぞ!竹下、お前は迷子になった分、放課後居残りだからな!」


さっきサボったついでに、急いで銀行に行って、竹下に必要な分を出し、事務長に直接手渡した


数学の居残りついでに報告しとくか


クラス中が賑やかな時、他の生徒が俺の腕をポンポンと叩く


「でも、センセーこそ、授業来なかったし、放送されてたし?まさか迷子?(笑)」


俺はサラッと生徒皆を見渡した


「ちょっと事務的な用事で学校の外にいただけだ。ったく呼び出しなんてみっともねぇな〜(笑)先生全員に俺が授業抜けるのイチイチ言わなきゃならねぇのかねぇ〜」


わざと不満そうにブツブツ言いながら教室から出て行く


よし!逃げるの大成功!


まさか迷子とは言えねぇし、実際、学校抜け出したことは事実だし





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