秘密のニオイは禁断の恋
「き、聞いてます…」


「じゃ、後は出来るな」


俺はそう言って竹下から離れた


竹下が目を反らすなんて、ちょっと軽くショック


嫌われてんのか?俺…


あっ…少し赤くなってたような…


じゃ、照れてんのか?


「先生、出来ました」


「おっ!出来たか?」


プリントを持ち上げ、問題を目で追う


「よし!合格!帰っていいぞ!」


俺は机の上にプリントを置き、教室から出て行った


あ〜今日も1日が終わったな〜


俺は背伸びをしながら廊下歩いた





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