秘密のニオイは禁断の恋
別に今じゃなくてもいいんだが…


竹下を見ると、つい…ガムが欲しくなる


竹下からのガムを受け取るのが楽しくて、竹下の気持ちも考えずに、手を広げていた


すると、すぐに俺の手のひらにガムが置かれる


ガムを受け取った手のひらを握る瞬間、俺の指先に竹下の指先が触れた


俺はガムを握って、落とさないように親指を立て、グーのサイン


竹下!見てるか?


上手くいったな!


俺はまるで、ゲーム感覚だった


どうせ竹下もゲーム感覚で楽しんでるだろ?





───────……

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