秘密のニオイは禁断の恋
ガムのこともあるし、竹下からのチョコレートを期待しつつ待っていた俺


気が付けば放課後


アイツ、俺にガム渡さねぇつもりだな?


なぜか、たかがガム1枚なのに、必死になっていたのは俺の方だった


教室に忘れ物を取りに行くフリをして、竹下がいるか見に行く


いない…


急いで階段を下りて、下駄箱をさりげなくチェック


靴はある


どこだ?


まさか誰かに告白中?


それは邪魔出来ねぇな…





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