君からのラブレター
けど、かおりに会わせてはもらえなかった。
何回も、何十回もお願いした。
かおりのお母さんは、
「かおりに口止めされてるから。」
の一点張り。
「何でなんですか?」
俺は強い口調で言った。
「それは、あなたが ゙ゆうた" だからなの。」
「俺が?」
「時期が来たらあなたにも言うわ」
そして、かおりのお母さんは
俺の前から立ち去った。
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