君に届けたくて



「そっか…
ごめんね。
急に変な事言って」


「ううん」


でも、やっぱりどこかで
会ったことがあるような気が
するんだよね―……


「あっ!!
私の名前まだ
言ってなかったよね?」


叶斗はクスッと笑う。


「佐野玲美ちゃん…でしょ?」



< 10 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop