Angle Heart..
と言われても、
2週間のダラダラ生活が
身にしみてしまい、
なかなか起き上がれない。
だけど、さすがに
成長期絶頂の俺にとって、
朝ごはん抜きは
限りなく地獄に近い。
渋々起き上がり、
ブレザーに着替えて
リビングに向かった。
リビングでは、
姉貴がつまらなさそうに新聞を読み、
その隣ではおふくろが
せっせとお弁当を作っている。
「何で弁当作ってんの?」
「え!?
だって今日から優は学校でしょ?
お弁当いるじゃないの!」
しゃべりかけるなと言わない代わりに、
おふくろは俺の方を見なかった。
「今日、
始業式で帰ってくるの午前だし。
弁当いらねぇじゃん。
てか、昨日言ったんだけど」
「はぁっ!?…もー、先に言ってよ!
昨日のことなんて覚えてないわよ。
朝は忙しいのに、余計な手間かけて…」
そうブツブツ言いながら、
弁当作りを途中でやめた。
ったく、だから年寄りは…。
「もう俺時間ないから行くわ!」
それだけ言うと、
テーブルに行儀よく並んでいた
食パンを2枚とり、さっさと家を出た。
「歩きながら食べるなんて
行儀が悪いんだから…」
そう言った声が聞こえたが、無視だ。
2週間のダラダラ生活が
身にしみてしまい、
なかなか起き上がれない。
だけど、さすがに
成長期絶頂の俺にとって、
朝ごはん抜きは
限りなく地獄に近い。
渋々起き上がり、
ブレザーに着替えて
リビングに向かった。
リビングでは、
姉貴がつまらなさそうに新聞を読み、
その隣ではおふくろが
せっせとお弁当を作っている。
「何で弁当作ってんの?」
「え!?
だって今日から優は学校でしょ?
お弁当いるじゃないの!」
しゃべりかけるなと言わない代わりに、
おふくろは俺の方を見なかった。
「今日、
始業式で帰ってくるの午前だし。
弁当いらねぇじゃん。
てか、昨日言ったんだけど」
「はぁっ!?…もー、先に言ってよ!
昨日のことなんて覚えてないわよ。
朝は忙しいのに、余計な手間かけて…」
そうブツブツ言いながら、
弁当作りを途中でやめた。
ったく、だから年寄りは…。
「もう俺時間ないから行くわ!」
それだけ言うと、
テーブルに行儀よく並んでいた
食パンを2枚とり、さっさと家を出た。
「歩きながら食べるなんて
行儀が悪いんだから…」
そう言った声が聞こえたが、無視だ。