君が好きで。
プロローグ
ふと立ち止まって見上げた空は
どこまでも蒼く、
どこまでも澄みきっていた。

共に泣いて、
共に笑って、
共に喜こんで一一一。
確かにあの時、あの瞬間
あたしたちは共に同じ時間を過ごしていた。

薄れゆく記憶の中で
今でも鮮明に浮かぶのは君の笑顔です。

一一君が好きで。
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