君が好きで。
「どこが好きなんですか?」
その先を聞こうとする奏太に、つい言ってしまった。
「ぜんっぜん好きじゃないしっ!野球にしか目がないし、意地悪だし、バカだし!」
・・・・・・・。
「誰がバカだって?」
聞き慣れた声。
背筋がビクッとしてゆっくりと振り返るとそこには紛れもなく恭ちゃんが立っていた。
「あわわ…」
気が動転するあたしに恭ちゃんの冷たい視線が刺さった。
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