碧の時間(とき)
わたしのお家
長い、長〜い時間、電車に揺られてお父さんの待つ家に着いたんだ。
はっきり言って、もうグッタリ。
家に着いて覚えているのは、お父さんの笑顔だけ。
他にも人はいたけど、挨拶もそこそこに、ミルクを飲んで寝ちゃったんだ。
『お休み』
みどりちゃんも、ちゃんと隣にいてくれた。
初めての場所だったけど、みどりちゃんがいてくれたことで、安心して眠りにつくことができたんだ。