君だけにスキを。

転入


「芹~!パンまだ~?まじおせぇし。」

そう。この自己中男!

雨宮潤希に転入した時から

目をつけられている。

どんだけ嫌われてるんだろうと思う日々・・

だから怖くて何も言えないの。

「雨宮君!メロンパンでいいかな・・・?」

「あ?」

「え?だから・・メロンパン・・・」

「俺メロンパン大嫌いなんだけど。」

「えっ!ごめんなさい!!」
どうしよう~怖いよ~(;_;)

「まあ今回だけはいいや」

「ほんとに!?ありがとう!!」

休み時間もずっと雨宮君と

一緒だから友達もいない、、




そんなある日席替えがあった。




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