恋する乙女の独り言【短編】



そうすると必然的にプリントは私の所にやって…






来ない。



「おいっ。蓮見起きろよ。」



私の前の前の席の子がプリントを持ってない方の手で,ぐっすり寝ている彼の肩を揺すっている。



「…あぁ。ごめん。」



そう言うとプリントを受けとって



クルッと私の方に振り向いた。



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