ロッカー103
真実
次の日は休みだった。
私は親に場所を教えてもらい、小学校を訪ねた。

「あら、久しぶりね」
担任が迎えてくれた
私にはあまり分からないが…。

「そう…それは大変だったでしょう?思い当たるのは…そうねぇ」
ロッカーの話をすると彼女は卒業アルバムや日誌を出してパラパラとめくった。

「この子かしら?」
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